無秩序デュエルマスターズ
題字:和留朗


無秩序デュエルマスターズへようこそ。ここではデュエルマスターズのデッキレシピや考察なんかを掲載してます。ただし、サーチ法なんかは一切取り扱ってません。また、縦に長いサイトですので、閲覧する時はご注意ください。

2/9 Deck No.53 "Rocks"を公開
1/19 Deck No.52 "Save This World"を公開
11/17 Deck No.51 "SEVENTH MOON"を公開


目次ブログ "Deadman tells no tails"アバウトリンク集バナー祭りデッドマンズQRSS/動画集:YouTubeニコニコDM Vaultで公開してるデッキ

デュエルマスターズ ウィキ
検索キーワード  

Webmaster:Yoshiki the Deadman MSN:yoshiki1985@hotmail.co.jp  Mail:yoshiki1985@deadman419.sakura.ne.jp
This page is Japanese version only.



・最近の更新。

Deck No.53 Rocks 黒赤緑MRC 2/9 公開
Deck No.52 Save This World ファランクス・ユニバース 1/19 公開
Deck No.51 SEVENTH MOON 転生ヘルゲート 11/17 公開
Deck No.49 edge JKナインエッジ 9/14 公開
Deck No.48 SOLID STATE SQUAD 青単サイバー速攻 9/12 公開
Deck No.44 Tumbling Dice ナイト・シーザー 4/25 公開
Deck No.39 El Baile de la muerte アンドレ・パーフェクト 10/19 公開

過去ログはこちらから。




2010/02/09(Tue)  Deck No.53: "Rocks"(黒赤緑MRC)

Deck No.53: "Rocks"(黒赤緑MRC)

"Rocks"
Creature 4x ダンディ・ナスオ17弾
 4x 青銅の鎧1弾
 1x 天真妖精オチャッピィ17弾
 2x 邪眼獣ヤミノディヴィジョンMRC
 2x 解体人形ジェニー16弾
 2x 魔光蟲ヴィルジニア卿30弾
Evo. 4x 邪神M・ロマノフMRC
 3x 邪神C・ロマノフMRC
 1x 邪神R・ロマノフMRC
Spell 2x フェアリー・ライフ6弾
 2x プライマル・スクリームMRC
 2x 焦土と開拓の転変11弾
 4x デーモン・ハンド1弾
 1x 憎悪と怒りの獄門11弾
 1x 爆進デス&リバースMRC
 3x 大地と永遠の神門GK
 2x 地獄スクラッパー14弾

今回紹介するデッキは、発売されたばかりのスーパーデッキ『マッド・ロック・チェスター』のカードを使った「黒赤緑MRC」だ。余分なギミックを排して安定性を高め、まさに構築済みの正統進化版とも言えるデッキに仕上がっている。









この「黒赤緑MRC」の勝ちパターンは、「5マナ溜まった時点で《M・ロマノフ》を召喚、メテオバーンで《大地と永遠の神門》を放ち、《C・ロマノフ》を即リンクさせる」というものだ。マッドチェスターが完成してしまえばパワー&打点不足は解消されるし、相手のターンに片方が除去されても、《C・ロマノフ》を残しておけば、墓地から《神門》を唱えることによって再びリンクさせる事が可能となる。

そこで、このデッキは上記の流れを出来るだけ早く決めていくことを意識した構成になっている。《ダンディ・ナスオ》でのマナ調整、《プライマル・スクリーム》による墓地肥やし&手札補充、《青銅の鎧》《ヤミノディヴィジョン》等による《M・ロマノフ》の早出しなどによって、マッドチェスターの早期完成を狙っていくのが、このデッキの基本的な戦術だ。一度流れに乗ってしまえば、後は攻撃しながら《神門》や《デス&リバース》による展開と、《デーモン・ハンド》等による除去、更に《焦土と開拓の転変》によるマナ破壊を状況に応じて打ち分けていくだけで、そのまま押し切ることができるだろう。


ダンディ・ナスオ このデッキの肝。マナに《神門》と《C・ロマノフ》、墓地に黒のクリーチャーを用意し、いつでも《M・ロマノフ》から回るようにするのが主な仕事。余裕があれば《C・ロマノフ》まで墓地に送っておきたいが、2枚出すのは手札的に結構厳しいので、その辺はゲームメイクと相談だ。終盤でも、山札のシャッフルをしたり、《神門》でロマノフを繋げる状況を作ったりと、活躍の機会は多い。
天真妖精オチャッピィ ストライクバックのいぶし銀。獄門カウンターの頭数にしたり、墓地に落ちた呪文をマナに戻して《M・ロマノフ》で再活用したりできる。
邪眼獣ヤミノディヴィジョン 疑似ブーストかつ高パワー。おまけに黒いので墓地に落ちても《C・ロマノフ》の種になる。意外とタップ能力を使うチャンスはあるので、良く盤面と墓地の状況を整理しておこう。
魔光蟲ヴィルジニア卿 墓地からロマノフを引っ張ってくる人。うまく《神門》からロマノフが繋がらなかった時は《プライマル・スクリーム》でコイツを回収しておくとその後の展開に余裕が出来る。ナイトでもあるので《ヤミノディヴィジョン》のタップ能力にも絡めるぞ。
邪神M・ロマノフ ロマノフラッシュの初動を担う、赤のロマノフ。マナが減るのは想像以上に痛いので、緊急事以外は迂闊に出さずに、《神門》からのコンボ始動状況が整うのを待つのが良いだろう。山札が削れやすいので、終盤まで残しておくとやや危険。
邪神C・ロマノフ 《神門》を更に次に繋げる、黒のロマノフ。墓地進化の条件が結構引っ掛かって来るので、序盤はとにかく《神門》からコイツを引っ張りだせる状況を作ることに専念するのがコツ。終盤は、墓地が肥えている事もさることながら、山札回復も狙えるため非常に強い。
邪神R・ロマノフ まさかのバニラなロマノフ。ほぼ《ヴィルジニア》か《ヤミノディヴィジョン》でしか出せないが、それでもこのデッキに不足しがちなパワーを一発で補えるのは非常に心強い。
プライマル・スクリーム 墓地肥やし兼墓地回収。終盤にしか打てなかった従来の墓地回収と異なり、序盤から積極的に打っていけるのがこのカードの最大のポイント。手札が悪い時はこれで強引にコンボパーツを集めてこよう。中盤以降では《ヴィルジニア》を拾うという役回りも。
焦土と開拓の転変 言わずと知れた最強ランデス呪文。主にコントロールへの足止めに使うが、マナが減りがちなこのデッキにとって1ブーストは非常にありがたい。特に、マッドチェスター完成後に墓地から放つこの呪文は非常に強力だ。
爆進デス&リバース 除去と展開を同時にこなす新呪文。《破壊と誕生の神殿》と役割りが似ているが、こちらは《C・ロマノフ》単体でも打てる点、安定してクリーチャーを展開出来る点が特に優れている。
大地と永遠の神門 このデッキの核とも言えるカード。序盤はこれがマナに置けるかどうかが勝負のポイントになってくる。手打ちはそこまで狙えないので、中盤以降でも引いたらマナに置き《M・ロマノフ》から打っていく方が良いだろう。


序盤はとにかくマッドチェスターを完成させるのに専念し、完成したら呪文を連発しながら追いつめていくのが、このデッキの基本スタイルだ。

ロマノフをリンクさせずに並べていくプレイングは、メテオバーンがすぐ使えるという長所があるが、S・トリガーやニンジャストライクで崩されやすいという難点がある。もちろん状況に応じて戦法を変えていくべきだが、決着が付きそうな状況以外では、基本的にはリンクさせていった方が安全だと言えるだろう。

デッキ名は、Primal Scream "Rocks"から。




2010/01/19(Tue)  Deck No.52: "Save This World"(ファランクス・ユニバース)

Deck No.52: "Save This World"(ファランクス・ユニバース)

"Save This World"
Creature 3x 王機聖者ミル・アーマPromo.
 3x 光器クシナダ32弾
 2x ストーム・クロウラー6弾
 3x 猛菌護聖ペル・ペレ26弾
 4x アクア・サーファー6弾
Evo. 3x 究極銀河ユニバース22弾
 1x レジェンダリー・デスペラード32弾
 4x 超電星クリスタル・ファランクス34弾
Spell 3x ファントム・ベール5弾
 4x エナジー・ライト6弾
 1x 魂と記憶の盾11弾
 1x サイバー・ブレイン1弾
 2x デビル・メディスン11弾
 3x トリプル・ブレイン14弾
 2x ロスト・ソウル2弾
 1x 英知と追撃の宝剣11弾

今回紹介するのは、《超電星クリスタル・ファランクス》を使った「ファランクス・ユニバース」。「場を作らない」「相手を利用する」独特のコンボ感が楽しいデッキだ。









さて、この「ファランクス・ユニバース」だが、デッキの中心となるコンボ自体は、①攻撃できる相手のクリーチャーが2体以上いる状態で、《クリスタル・ファランクス》を出しつつ《ファントム・ベール》を打つ、②相手の攻撃を《クリスタル・ファランクス》で2回無効化し、進化元を無くす、③その返しのターンに、《クリスタル・ファランクス》を《究極銀河ユニバース》に進化させてエクストラウィンする、という、比較的想像しやすいものとなっている。

しかし、このコンボには、

1、《クリスタル・ファランクス》の進化条件が厳しい
2、相手にターンを渡さなくてはいけないため、コンボ成立が妨害されるおそれがある

といった大きな弱点がある。

そこで、今回はこの点を克服するべく、デッキの構築に様々な工夫を施した。

まず、第一点の進化条件については、呪文によるドローを豊富に投入すると同時にサポート及び防御カードを水のクリーチャーでまとめることで、手札に比較的容易に進化元を集められるようにし、解決を図っている。その中でも、ドロー呪文を軽くしてデッキの回転率を上げられる《王機聖者ミル・アーマ》は重要であると言えるだろう。

次に、第二点については、コンボを決める前に《光器クシナダ》を場に出しておいて《クリスタル・ファランクス》を選ばれなくしたり、《ロスト・ソウル》を打ち込んで除去を落とすことで、相手の妨害を困難にすることで解決を図った。これにより、確実とは言えないものの、かなりの確率で安全にコンボを決められるようになっている。

王機聖者ミル・アーマ 序盤の肝。呪文を軽くしてデッキの回転率を上げると同時に、ブロッカーで盤面に睨みを効かせる。青いクリーチャーでもあるので、後半は《クリスタル・ファランクス》の進化元としても運用可。
光器クシナダ 《ファランクス》を保護するカード。余程じゃない限り《ファランクス》に優先して場に出しておきたい。自身も優秀なブロッカーなので腐りにくいのが強み。
ストーム・クロウラー 序盤やむなくマナに置いてしまったキーパーツを拾う。青いクリーチャーなので進化元にも。
猛菌護聖ペル・ペレ 速攻相手に有用なトリガーブロッカー。やられた後は手札に戻るので、《ファランクス》の進化元にしよう。
レジェンダリー・デスペラード 隠し味の手札進化。相手がどうしてもクリーチャーを展開してこないときなどは、コイツによるビートダウンも視野に入れておこう。もちろんその時は《クシナダ》でバックアップするのだ。
超電星クリスタル・ファランクス このデッキのキーカード。進化条件を満たすのが意外と大変なので、ドローカードによるサポートは必須だ。コンボ以外でも相手への牽制として場に出しておいても強いが、自分のクリーチャーへの攻撃は防げないことに注意が必要だ。
デビル・メディスン 基本の墓地回収カード。ハンデスなどで抜かれたコンボパーツをこれで拾ってこよう。《ミル・アーマ》がいると更に打ちやすくなる。
ロスト・ソウル コントロールに対する回答。《ミル・アーマ》で軽くすれば、十分なスピードで放つことができる。これで相手の抵抗力を削ぎ、強引にコンボに持ち込んでいこう。


デッキ名は、Phantasy Star Universeのテーマ曲 "Save This World"から。



2009/11/17(Tue)  Deck No.51: "SEVENTH MOON"(転生ヘルゲート)

Deck No.51: "SEVENTH MOON"(転生ヘルゲート)

"SEVENTH MOON"
Creature 2x 奇面王機ボーンキラー24弾
Mana Curve
1マナ
4
2マナ
10
3マナ
5
4マナ
5
5マナ
1
6マナ
9
7マナ
1
8マナ
2
9マナ
0
10マナ
3

 4x 幻槍のジルコンEAD
 4x 貴星虫ヤタイズナ32弾
Evo. 4x 死神術士デスマーチ32弾
 4x 鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー32弾
 2x 神羅スパイラル・ムーン32弾
 1x 聖鎧亜クイーン・アルカディアス25弾
 1x 聖鎧亜キング・アルカディアス26弾
 2x 死皇帝ハデス32弾
 3x 神羅ヘルゲート・ムーン33弾
Spell 4x エマージェンシー・タイフーン11弾
 1x ストリーミング・シェイパー3弾
 4x 転生プログラム10弾
 1x サイバー・ブレイン1弾
 1x インフェルノ・サインEAD
 2x デーモン・ハンドEAD

久々のデッキ紹介は、33弾中最も派手な効果を持つ《神羅ヘルゲート・ムーン》を使った、超弩級のコンボデッキだ。

参考:デッキPV





※動画中で使っているデッキは12/17から施行される新殿堂には未対応なため、多少レシピが異なります。



《神羅ヘルゲート・ムーン》は構築が非常に難しいカードだ。

その難しさは主に、①究極進化かつ10マナとかなり召喚しにくいこと②仮に召喚に成功したとしても、墓地にクリーチャーがいなければ効果を見込めないこと(利敵行為にすらなる可能性もある)によるものである。よって、《ヘルゲート・ムーン》のデッキは、以上の2点を解決するような構成でなければならない。

しかし、いわゆるオーソドックスな、マナブーストと《カラフル・ダンス》等の墓地肥やしを同時に投入したようなデッキでは、これらの要請を同時に満たすことは限りなく難しい。1つのデッキに対して、ベクトルが違う2つの動きを同時に盛り込まなければならず、リターンに対してコストがかかり過ぎてしまうのである。

そこで今回は、《ヘルゲート・ムーン》の効果で進化クリーチャーが出せること、《転生プログラム》で進化クリーチャーが墓地に落ちることに着目し、《転生プログラム》で大量に墓地を増やしながら、《貴星虫ヤタイズナ》から《ヘルゲート・ムーン》を狙っていくデッキを作成した。この構成によって、一つの大きな流れの中で、①究極進化かつ10マナ、②強力な墓地の用意、という2つの難題に応えることが可能になっている。


奇面王機ボーンキラー 《転生プログラム》の種になって、墓地進化元になって、《聖鎧亜キング・アルカディアス》の種にもなる。一人三役。
幻槍のジルコン 貴重なブロッカーかつ墓地肥やし。《キング・アルカディアス》の進化元にもなってくる、まさにこのデッキのためのようなカード
貴星虫ヤタイズナ 決まれば超強力。相手からしたらマスト除去対象なので、手札に溜め込みつつうまくタイミングを見ながら展開していこう。
死神術士デスマーチ 最軽量墓地進化ブロッカー。《ヘルゲート・ムーン》の進化元にするのはもちろん、このデッキの守りの要である。
鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー 墓地進化その2。《転生プログラム》の対象にするとハンデスが出来る。地味だが大切だ。
死皇帝ハデス 墓地進化その3。相手の除去がしつこい時は、こいつを絡めて《貴星虫ヤタイズナ》を場に出していこう。サイズもあるのでパンチャーにもなる。
聖鎧亜キング・アルカディアス 言わずと知れた強力ロッククリーチャー。《ヘルゲート・ムーン》でコイツを展開すれば、相手のクリーチャーはほとんど復活出来ない。墓地進化の種にもなる上にとりあえず出してみても強いので、引いたら優先的に墓地に落としていこう。
神羅ヘルゲート・ムーン このデッキのキーカード。墓地のカードを全て場に呼び出し、相手を圧倒しよう。サイズもかなりあるので、出した後はさっさと殴るのが吉。



基本的には墓地を増やしながら《貴星虫ヤタイズナ》を狙っていくだけだが、落とすべきカードが手札にあるかどうかでプレイングが微妙に変わってくる。もし《ヘルゲート・ムーン》《死皇帝ハデス》《聖鎧亜キング・アルカディアス》などを引いてしまっているのならば、《エマージェンシー・タイフーン》や《ジルコン》を優先して使い、さっさと墓地に送ってしまった方が良いだろう。それらが手札に無ければ、無理して《エマージェンシー・タイフーン》などを打つ必要はない。《転生プログラム》で一気に山札を削りにいこう。

また、この手の《転生プログラム》がデッキの根幹になっているデッキはどうしても動きが大味になりがちだが、その点は1積みのカードを減らし、全体を2枚か4枚でまとめることでフォローしていることも追記しておきたい。


デッキ名は、FIRE BOMBER "SEVENTH MOON"から。



2009/09/17(Thu)  Deck No.50: "Skull X"(黒緑スカル・ムーン)

Deck No.50: "Skull X"(黒緑スカル・ムーン)

"Skull X"
Creature 3x ブラッディ・イヤリング1弾
Mana Curve
1マナ
4
2マナ
7
3マナ
6
4マナ
7
5マナ
5
6マナ
8
7マナ
0
8マナ
3
9マナ
0

 4x 幻緑の双月14弾
 4x 青銅の鎧1弾
 1x カブラ・カターブラ28弾
 2x 解体人形ジェニー16弾
 2x 龍神ヘヴィHDM
 3x 腐敗無頼トリプルマウス26弾
 1x 呪紋の化身7弾
Evo. 4x 死神術士デスマーチ32弾
 1x 死皇帝ベルフェギウス28弾
 2x 大勇者「ふたつ牙」2弾
 3x 神羅スカル・ムーン32弾
Spell 1x 母なる紋章24弾
 4x 邪魂創世HDM
 3x デーモン・ハンド1弾
 1x ソウル・アドバンテージ28弾
C.Gear 1x イモータル・ブレード16弾

今回は、32弾で初登場した注目のギミック「究極進化」の中から、ひと際異彩を放つ《神羅スカル・ムーン》を使ったデッキの紹介だ。

参考:デッキPV







《神羅スカル・ムーン》には、「このクリーチャーが破壊される時、相手のクリーチャーを1体、かわりに破壊してもよい。」という、一見しただけでは何を言っているのか良くわからないテキストがついている。これは要するに、『スカル・ムーンが破壊されるとき、その破壊を無効にしつつ相手のクリーチャーを1体破壊出来る』と言うことだ。当然ながら、ただの破壊耐性よりも相手に与えるプレッシャーは遥かに大きく、更には自分で能動的なコンボとして活用することも可能な、非常に強力な能力である。しかも、この能力は置換効果であるため、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》や《究極神アク》などの破壊置換効果を持っているクリーチャーですら、問答無用で墓地に叩き落とせるのだ。

ただ、それと同時に、《神羅スカル・ムーン》は(究極進化という点を抜きにしたとしても)かなりの問題点を抱えている。

第一に、身代わりとして破壊する相手のクリーチャーがいなければ、破壊置換効果は発動しない。つまり、相手の場が空ならば、《デーモン・ハンド》でそのまま墓地に落とされてしまうのだ。

第二に、破壊されなければ使えない。《アクア・サーファー》や《ナチュラル・トラップ》に対して無力なのは言わずもがなだが、小型ブロッカーや《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》に延々ブロックされ続けるだけでも、《神羅スカル・ムーン》は足踏みしてしまうのだ。ここで12000という高パワーが裏目に出てしまっている。


そこで、今回はこの強力無比なフィニッシャーを思う存分使うために、以上に挙げた弱点を克服しつつも、デッキは非常にシンプルな構成にまとめあげた。構築上の大きなポイントとしては、以下の2つである。

まず、《神羅スカル・ムーン》の進化元として、最も軽量でバウンスに耐性のある《死神術士デスマーチ》と、マナを伸ばせるために腐りにくい《大勇者「ふたつ牙」》という異なる2系統を用意し、安定感とスピードが両立するようにしている。また、《死神術士デスマーチ》の種を用意する方法としては、《邪魂創世》と《龍神ヘヴィ》の2種を用意した。これらはデッキのエンジンとなるだけでなく、《神羅スカル・ムーン》とのコンボ要員にもなるため、非常に相性が良い。

更に、デッキ全体のサポート役として《イモータル・ブレード》を追加した。このカードには大きく2種類の働きがある。

第一点は、クリーチャー全てをスレイヤーにすることで《神羅スカル・ムーン》が出る前の盤面を膠着状態に持って行くことである。これにより、盤面の均衡を保ちつつ、《神羅スカル・ムーン》の能力対象を確保することができるようになっている。

第二点は、《神羅スカル・ムーン》が出た後に、《神羅スカル・ムーン》をより破壊されやすくするという働きである。これにより、チャンプブロックを許さず、攻撃をより積極的に通して行くことが可能になっているのである。


ブラッディ・イヤリング 昔懐かしい軽量ブロッカー。今流行りの青単を止めつつ、《死神術士デスマーチ》の種になるイカしたクリーチャーだ。もちろん《ブラッディ・ドラグーン》や《ブラッディ・シンバル》でも良いぞ。
死神術士デスマーチ ブロッカーとアタッカーと進化元を兼ね備える、このデッキの屋台骨。序盤戦は、いかにコイツの種を効率よく墓地に落としていくががキモになってくる。
死皇帝ベルフェギウス ちょっとした隠し味。高速〜中速ビートの出足を止めたり、《神羅スカル・ムーン》とのコンボになったりする。もちろん進化元にも。
神羅スカル・ムーン このデッキのキーカード。一度場に出ればバウンスとマナ送り以外ではなかなか退かず、自壊系のカードとのコンボも非常に強力な頼れるエンドパンチャーだ。しかし、そんなに小回りが利く訳でもないので、基本的には死ににくいT.ブレイカーぐらいで見ておいた方が良いだろう。
邪魂創世 デッキのメインエンジン。クリーチャーによるブーストからコイツに繋ぐのがこのデッキの定石だ。打つ時には《死神術士デスマーチ》のために黒いクリーチャーを優先的に落とすようにしよう。後半は《神羅スカル・ムーン》とのコンボ用にも。
イモータル・ブレード 《神羅スカル・ムーン》はその能力の特性上、盤面が膠着状態になっている方が強い。そこでこのカードの出番という訳だ。おまけに全体がスレイヤーになるので、《神羅スカル・ムーン》の攻撃をチャンプブロックすると、相手のクリーチャーが1体吹っ飛ぶというコンボにもなっている。コイツを出しておけば、あの忌々しい《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》も簡単に吹っ飛ばせるぞ 。


いわゆるパワーカードに頼ったデッキではないため、プレイングはかなり難しい。
ブーストやハンデスを繰り返しながら、機を見て《神羅スカル・ムーン》を狙い、一気に攻め込むのが良いだろう。あまりコンボなどにこだわらず、シンプルに戦って行くのがコツだ。

デッキ名はPrimal Scream "Skull X"から。




2009/09/14(Mon)  Deck No.49: "edge"(JKナインエッジ)

Deck No.49: "edge"(JKナインエッジ)

"edge"
Creature 4x 青銅の鎧1弾
Mana Curve
1マナ
0
2マナ
8
3マナ
10
4マナ
4
5マナ
3
6マナ
9
7マナ
6
8マナ
0
9マナ
0

 1x 雷鳴の守護者ミスト・リエス4弾
 2x 緑神龍バルガザルムス27弾
 4x バイオレンス・迅雷・ドラゴン31弾
 2x 龍仙ロマネスク25弾
 4x ナインエッジ・夜叉・ドラゴン32弾
 2x 維新の超人29弾
Spell 3x フェアリー・ライフ6弾
 3x ナチュラル・トラップ1弾
C.Gear 3x 聖装 ネビュラ・ウイング31弾
 2x 至宝 オール・イエス31弾
 2x ペトリアル・フレーム15弾
 1x 鬼装 オーガ・フィスト28弾
 3x JK兜 パッパラ・ベンケイ29弾
 4x 竜装 ザンゲキ・マッハアーマー28弾

今回は32弾から、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》を使ったデッキの紹介だ。《JK兜 パッパラ・ベンケイ》を合わせることで、一風変わったギアビートダウンに仕上げてある。

参考:デッキPV








さて、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》を使ったデッキということだが、構築の最初のポイントになるのは「一体何をクロスするか?」という事だろう。3マナ以下で優秀なクロスギアを見ていくと、《ペトリアル・フレーム》や《至宝 オール・イエス》、《鬼装 オーガ・フィスト》など、サポート役として優秀なものが手堅く揃っているという印象を受けるが、残念ながらゲームを決定づけるようなカードとまでは言えず、デッキの中心にするにはやや物足りない。

そこで、今回注目したのは、《JK兜 パッパラ・ベンケイ》である。ジャンケンという不確定要素が絡むものの、マナから直接ノーコストで重量級サムライを場に送り出せるというのだから、非常に強力だ。おまけに《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》はサムライを持っているから、マナから2体目の《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》を呼ぶことも簡単にできる。

また、《JK兜 パッパラ・ベンケイ》で呼び出したクリーチャーで次々と攻撃を仕掛けられるようにするため、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》も加えることにした。これは《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》で呼び出すことは出来ないが、あらかじめ場に出しておけばコスト軽減の役割りを果たしてくれるほか、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》から《聖装 ネビュラ・ウイング》を使えば簡単にクロスさせることも出来る。

こうしてデッキのコンセプトが大体固まったので、後は重量サムライの中でも相性の良い《バイオレンス・迅雷・ドラゴン》や《維新の超人》、サポート用のクロスギアを多数投入してデッキ全体を仕上げてある。


バイオレンス・迅雷・ドラゴン パンチ力と軽量除去を兼ね備えたいい感じのドラゴン。《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》の露払いだけでなく、後半呼び出しても十分活躍できるスペックだ。場に出したら、ついでに手札で腐ってるクロスギアも場に出してしまおう。
龍仙ロマネスク 《JK兜 パッパラ・ベンケイ》は、マナゾーンにサムライがいないと機能しない。《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》は場にサムライがいると効果は倍増。ってことで、マナを増やせるドラゴンの出番だ。ただし、あまり攻撃的なカードではないので、この部分を同じ役割りの《緑神龍バルガザルムス》に差し替えるのもアリ。
ナインエッジ・夜叉・ドラゴン このデッキのキーカード。場にコイツ1体でも十分元は取れているので、勿体ないと思わずさっさと場に出してしまおう。どうせすぐ2体目も引っ張ってこれる。
維新の超人 《JK兜 パッパラ・ベンケイ》で呼べる中でも、最も破壊力を秘めたクリーチャー。《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》をマナから出せたりするので、非常に応用範囲が広い。《鬼装 オーガ・フィスト》などと絡めれば、問答無用で相手のシールドを全てぶち抜くことも容易。
聖装 ネビュラ・ウイング 光のクロスギアでも最強クラスのカード。ギアがわんさか出るデッキなので、何とかして1枚は場に出しておきたい。他のドラゴンが1体以上いる状態から《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》でコイツを引っ張ってくれば、1体のクリーチャーにギアを集中させるというテクニックが使える。
JK兜 パッパラ・ベンケイ このデッキのキーカードその2。1枚でも非常に強烈だが、2枚以上場に出ているとまさに地獄絵図。マナにサムライが無いと機能しないので、そこだけ気をつけよう。地味にサムライギアも出せる。


プレイングはそう難しくはない。とりあえず《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》を出すことを目標にし、《JK兜 パッパラ・ベンケイ》を付けつつ攻撃していればいつの間にか数で圧倒していることが多いだろう。《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》でどのギアを持ってくるかで戦術にバリエーションが出るので、この辺りは色々遊んでみて欲しい。

デッキ名は、Perfume "edge"から。



2009/09/12(Sat)  Deck No.48: "SOLID STATE SQUAD"(青単サイバー速攻)

Deck No.48: "SOLID STATE SQUAD"(青単サイバー速攻)

"SOLID STATE SQUAD"
Creature 4x マリン・フラワー4弾
Mana Curve
1マナ
12
2マナ
12
3マナ
12
4マナ
4
5マナ
0
6マナ
0
7マナ
0
8マナ
0
9マナ
0

 4x 電磁封魔ロッキオ32弾
 3x 電磁王機ピッコリ・コイルンガー 32弾
 4x パラダイス・アロマ16弾
 3x 斬隠テンサイ・ジャニット29弾
 2x ツクモ・スパーク32弾
 2x フォーチュン・ボール11弾
Evo. 4x エンペラー・ティナ32弾
 1x アストラル・リーフ4弾
 2x エンペラー・ヒミコ32弾
 2x アストラル・ラッシュ32弾
Spell 4x スパイラル・ゲート1弾
 1x ストリーミング・シェイパー3弾
Castle 4x 海底鬼面城30弾

青単サイバー速攻解説

今回紹介するのは、32弾の登場で最も強くなったと言われている青単速攻だ。
『サイバー進化』という新たなギミックを得て、更にスピード・パワーが増している。

参考:デッキPV





※動画と多少構築が異なる点がありますが、品質に問題はありません。



既に紹介の必要のないぐらい浸透したデッキタイプだと思うので、今回は簡単にデッキ構築のポイントを解説する程度に留めたい。

第一に、《海底鬼面城》をプレイできなかった時のために、代わりとなるドローカードを投入しておくこと。もともと青単サイバー速攻は、進化カードや《パラダイス・アロマ》などの存在により非常にコンボ要素が強いため、他の速攻に比べて格段に事故が起きやすくなっている。そのため、ドローサポートを入れて安定性を底上げしてやらなくてはいけないのだが、《海底鬼面城》だけではやや枚数が足りないため、他のドローカードを入れる必要があるという訳だ。このデッキでは、パワーやゲームの流れを意識して《フォーチュン・ボール》を採用しているが、《クゥリャン》などでも構わないだろう。

第二に、2マナのサイバーロードを十分確保すること。そうすることで《パラダイス・アロマ》のグラビティ・ゼロが決まりやすくなり、スピードアップや安定性の向上を図ることができる。このレシピでは7枚となっているが、足りないと思うなら他の部分を削ってもう少し増やしても良いぐらいだろう。

第三に、盤面を固められた時の突破方法を豊富に用意しておくこと。これにより、対処されにくいビートダウンを仕掛けることができる。このデッキではこの点をかなり重視しており、《スパイラル・ゲート》だけでなく、《ツクモ・スパーク》や《アストラル・ラッシュ》まで投入している。





安定性などの面で不安点も指摘されているが、いずれにせよ、今後もメタゲームを牽引するほど強力なデッキに違いない。
使う場合も対戦する場合も、しっかりデッキの構造を理解して、デュエルに望みたいところだ。

デッキ名はkors k VS L.E.D "SOLID STATE SQUAD"から。




2009/07/16(Thu)  Deck No.47: "Rainbow Flyer"(5色スペクトライト)

Deck No.47: "Rainbow Flyer"(5色スペクトライト)

"Rainbow Flyer"
Creature 1x 機械提督デリンダー27弾
Mana Curve
1マナ
0
2マナ
6
3マナ
12
4マナ
6
5マナ
7
6マナ
3
7マナ
4
8マナ
0
9マナ
2
10マナ
2

 3x 深塊封魔ゲルネウス27弾
 2x 護精霊騎ヴァルチャー27弾
 2x 光牙忍ハヤブサマル29弾
 3x 青銅の鎧1弾
 2x スペース・クロウラー27弾
 2x 鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス25弾
 1x 雷鳴の守護者ミスト・リエス4弾
 1x 蒼狼の始祖アマテラス31弾
 2x 晶鎧亜スペクトライト27弾
 2x 轟火シシガミグレンオー29弾
Evo. 1x 永遠のジャック・ヴァルディ26弾
 1x 聖鎧亜クイーン・アルカディアス27弾
 1x 聖鎧亜キング・アルカディアス26弾
Spell 1x 母なる紋章24弾
 4x フェアリー・ミラクル27弾
 1x 魂と記憶の盾13弾
 1x サイバー・ブレイン1弾
 2x 炎晶バクレツ弾25弾
 2x 雷撃と火炎の城塞13弾
 2x 執拗なる鎧亜の牢獄26弾
 1x ソウル・アドバンテージ28弾
 1x 英知と追撃の宝剣11弾

今回は、最近流行の5色デッキの中から、《晶鎧亜スペクトライト》をフィニッシャーにした少し変わり種なタイプを紹介しよう。

参考:デッキPV








《晶鎧亜スペクトライト》など、このデッキ独自の要素の話をする前に、まずはいわゆる『5色デッキ』について概説しておこう。

5色デッキの根幹を為しているのは、何と言っても《フェアリー・ミラクル》による強烈なブーストだ。これによって素早く大量のマナを生み出し、《深塊封魔ゲルネウス》や《護精霊騎ヴァルチャー》などの5色ODを絡めつつ、マナや墓地からカードを引っ張り出して戦うのが、現在の5色の基本的なスタイルと言って良いだろう。

しかし、5色には多くの構造的な欠点もある。

その中でも特に大きいのが、色合わせの関係からデッキの大半をレインボーカードにしなくてはならず、更に全色ができるだけ早く揃うように色バランスを取らなくてはいけないため、除去や手札破壊などの「対策カード」を入れるスペースがほとんど無いという点だろう。一見構築の自由度が高いように見えるが、実際に組んでみるととにかくスペースが無いのだ。

よって、速攻や連ドラを初めとするビートダウンデッキには基本的に不利な戦いを強いられるほか、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》などの特別な対策が必要なカードにも厳しい思いをすることになってしまう。


そこで、今回はその辺りの弱点を出来るだけ解消しつつ、「豊富なマナから繰り出される変幻自在の動き」という5色の醍醐味を味わえるようにデッキを組み上げてみた。

特に《晶鎧亜スペクトライト》は、条件こそ厳しいものの、高パワーかつ驚異的な突破力を備えており、まさに5色デッキならではのフィニッシャーと言えるだろう。除去に弱いのが多少難点だが、その点は同じく5色絡みのカードである《深塊封魔ゲルネウス》が、カバーしてくれるはずだ。


深塊封魔ゲルネウス バウンスと墓地回収を兼ね備えたクリーチャー。終盤重要になるカードなので、タイミングを見計らって出していこう。
護精霊騎ヴァルチャー マナブースト&マナ回収。ゲルネウスと違い、こちらは中盤でも有効に機能する。《炎晶バクレツ弾》とコイツで、相手に一番良く効くカードを持ってこよう。
スペース・クロウラー ドルゲーザのお供としてお馴染みだが、本領を発揮するのは実は5色デッキ。ほぼ好きなカードを手札に入れつつ、場に3000ブロッカーが並ぶのは強力の一言だ。苦手な速攻への対処法にもなるぞ。
鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス 除去兼フィニッシャー。序盤は特にパワー負けしやすいので、ビート相手にはマナブーストだと思って積極的に狙っていこう。
蒼狼の始祖アマテラス 超ユーティリティーカード。《サイバー・ブレイン》の他にも、《魂と記憶の盾》や《炎晶バクレツ弾》、更には《フェアリー・ミラクル》と状況に応じて選択していこう。《母なる紋章》でマナの《晶鎧亜スペクトライト》とチェンジするのもアリ。
晶鎧亜スペクトライト やれば出来る子。単純な攻撃力はさることながら、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》への耐性の高さは全カード中ナンバーワンと言っていいだろう。
フェアリー・ミラクル デッキを動かす原動力。このカードを積極的に打ちつつ、普通のマナチャージはセーブ気味にするのが、このデッキをうまく回すコツだ。3ターン目までは、もちろんこのカードを睨んで全力で5色を揃えにいくこと。


取るべき選択肢が非常に多いデッキのため、プレイングはかなり難しめ。
ペース配分を意識しつつ、場・マナ・墓地と、多彩な干渉能力を活かして対戦相手を翻弄していこう。

デッキ名はdj TAKA "Rainbow Flyer"から。






Copyright(c)2006- Yoshiki the Deadman, All rights reserved.